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DRAGON BALL [漫画]

ドラゴンボール (巻1)

ドラゴンボール (巻1)

  • 作者: 鳥山 明
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1985/09
  • メディア: 新書


漫画家、鳥山明が描く摩訶不思議アドベンチャー。

山奥に住む怪力で、メチャクチャ元気な孫悟空。ある日悟空は、七つ揃うとどんな願いも叶うという、ドラゴンボールを探すブルマに出会う。彼女とともに、悟空もハラハラドキドキの旅へ出発する!


現在の漫画の規範とも呼べる作品。人気/知名度共に高い。山奥で祖父と暮らしていた少年が、祖父の形見である四星球(スーシンチュウ)と呼ばれるオレンジ色のガラス球を持ち里に下りる。その球は7つあり、世間ではドラゴンボールと呼ばれすべて集めると神龍(シェンロン)と呼ばれる龍が現れ1つだけなんでも願いをかなえてくれる、そんな言い伝えが残されていた。最新の科学技術を持つ家庭に育った女の子・ブルマはドラゴンレーダーなるものを開発しドラゴンボールを探す旅行中。悟空と出会い、四星球をどうにかして手に入れようと画策、あれこれあって2人は旅を共にする。

序盤はドラゴンボールを探す旅がメインになる。山から下りてきたばかりの悟空の世間知らずさ/田舎ものっぷりと西の都と呼ばれる首都で裕福な家庭の“ピチピチギャル”であるブルマとの文化と背景の違いを軽く笑いに変換、と。その後武芸の達人だった祖父という伏線が収拾され、“強さを極めていくこと”がこの作品のテーマになっていく。漫画の一ジャンルともいえる“バトルもの”を開拓することになった“天下一武道会”という武道のトーナメント戦、そしてどこか抜けた人の良さが売りだった中盤までから一転、悪意の象徴としてピッコロ大魔王が登場し、前作「Dr.スランプアラレちゃん」テイストが完全に払拭されオリジナリティが現出する。

ドラゴンボールは初期の“宝玉”という視線から“道具”へ変わり、修行と闘いがメインになっていく。キャラクターの闘いの表現や独自の技など強さの質の比較やら、強大な敵が現れることで以前の敵と共に戦っていくことになる部分、そういうものがパターン化していき・・・いわゆる強さのインフレというやつだが、その為物語としてはフリーザ編で終わる。後は焼き直しという印象。あの時点で人気は絶頂だったので新展開は特に求められていなかったのかもしれない。闘いのスピードやキレと修練の成果を見せるだけというか。

それが最後になって変わり。気弱で知名度の高い一般人や一度仲間になったベジータの苦悩、強さを極めたゆえの主人公の代替わり、地球の危機という今までシリアスに捉えていた事柄のコメディ化、そして“社会性”の提示。連載期間や巻数を考えると、よくここまで話を発展させたなぁという印象。最後に強さと日常へのコミットのすり合わせが行われ、孫悟空だけは非日常へ“帰る”。結局、今までの登場人物とは違うという1巻の立ち位置へ戻るということだが。

漫画とはかくあるべきというような“お手本”ですかね。


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コメント 1

えなり


おっさん童★貞が15万ゲットォォォ!!!!
若いコに筆おろししてもらえるとかマジ勝ち組すぐるwwwww

ていうか女とやるって意外とカンタンなんだなwwww
最近じゃ俺のメタボディを武器に、おにゃのこハメまくりっすよ!(*゚∀゚)=3
http://eq65k07.becquerel.tubuyaku.com/eq65k07/
by えなり (2011-04-03 13:34) 

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